思わず最後まで見てしまう動画の作り方
ショート動画で大事なのは、最初に指を止めてもらうことだけではありません。そのあとに、最後まで見たいと思わせ続けることも同じくらい重要です。
実際、入りは悪くないのに途中で離脱されてしまう動画は少なくありません。逆に、思わず最後まで見てしまう動画には、共通する作り方があります。
それは、2〜3秒ごとに何かが起きていることです。
ずっと同じ画、同じテンポ、同じ話し方が続くと、視聴者は飽きてしまいます。だからこそ、動画の中で小さな変化を作り続けることが大切です。
今回は、視聴維持率を上げるために使えるポイントを5つ紹介します。
1. テロップを入れる
まず大前提として、動画にはテロップを入れることです。
SNSでは、音を出さずに動画を見ている人もかなり多いと言われています。メタ社の発表では85%の人がミュートでみていることがわかっています。
その状態でも内容が伝わるようにしておかないと、そこで離脱されやすくなります。
特にショート動画では、長い文章をそのまま出すより、2〜3語くらいの短いテロップをテンポよく切り替える方が見やすくなります。
テロップがあることで内容が理解しやすくなるだけでなく、画面にも変化が生まれるので動画全体が動いて見えます。
2. 無駄な間をカットする
会話の中で不自然な沈黙があると、空気が止まります。動画でも同じで、文と文の間に無駄な間があると、それだけでテンポが落ちます。
ショート動画では特に、不要な無音や間をできるだけ削ることが大切です。
話している本人は自然なつもりでも、視聴者からするとその数秒が長く感じることがあります。編集の段階で間を詰めるだけでも、かなり見やすくなります。
テンポのいい動画は、それだけで最後まで見られやすくなります。
3. 画を変える
視聴維持率を上げたいなら、ずっと同じ画を見せ続けないことも重要です。
たとえば、
- 背景付きのテキスト画面を差し込む
- カメラの位置を変える
- 別の角度の映像を入れる
- 補足になる素材を途中で見せる
こうした変化があると、視聴者は飽きにくくなります。内容が同じでも見せ方に変化があるだけで、体感の長さはかなり変わります。
4. 話している間にも「何か」を起こす
意外と大事なのが、話している間の見せ方です。
ただ正面を向いて話し続けるだけだと、どうしても単調になりやすくなります。
そこで、画面の中で何かが起きている状態をつくると、動画は一気に見やすくなります。
たとえば、
- 何かを手に持ちながら話す
- 歩きながら話す
- 実演しながら説明する
- 画面の中で小さな動きをつくる
こうした要素があると、視聴者の注意が保たれやすくなります。内容そのものだけでなく、見ていて退屈しない状態をつくることが大切です。
5. そもそも最初で止める
ここまでの工夫はどれも大事ですが、実はこれらは最初に止まってもらえて初めて意味があるものです。
どれだけテロップを工夫しても、テンポを整えても、画を変えても、最初の一瞬で興味を持たれなければ、その先は見てもらえません。
つまり最後にいちばん大事なのは、やはりフックです。この動画は何の話なのか。なぜ今見るべきなのか。続きを見たくなる理由があるか。そこが最初に伝わっていないと、他の工夫は活きてきません。
最後まで見てしまう動画を作るための土台は、最初にしっかり指を止めることなのです。
まとめ
思わず最後まで見てしまう動画には、共通してこの5つがあります。
- テロップが入っている
- 無駄な間がカットされている
- 画に変化がある
- 話している間にも何かが起きている
- そもそも最初のフックが強い
ショート動画では、内容が良いだけでは最後まで見てもらえません。視聴者を飽きさせないための小さな変化を、2〜3秒ごとに入れていくことが大切です。
動画を作るときは、「この数秒で何か変化が起きているか」を確認するだけでも、視聴維持率はかなり変わってきます。