苦悩、葛藤、空回り。果てに見えた自分なりのリーダー像
今、どんな仕事を担当していますか?
主に貿易事業と古着のバイイングを担当しています。海外の古着ディーラーや倉庫と直接やり取りをして、日本市場・海外市場で価値が出る商品を仕入れています。仕入れだけではなく、商品の選定、コンテナ輸入の管理、卸先、販売戦略、在庫の回転管理など、古着事業全体のオペレーションにも関わっています。
一言で自分を表すと?
「現場主義のバイヤー」ですね。
周りからどんな人だと言われますか?
「フットワークが軽い」とよく言われます。あと、バイヤーなので「物を見る目がある」と言われることも多いです。一度決めたら結構しつこく追いかけるタイプかもしれません。
これまでのキャリアを教えてください
中央大学法学部に入学した2020年頃から、岡川と一緒にいろいろな事業に関わるようになりました。
2022年にTHIS IS MY株式会社を共同創業し、高円寺の古着屋「965」の立ち上げを担当しました。当時はリアカーにメルカリ・ヤフオク仕入れした古着を乗せて下北沢や表参道を歩きながら路上販売のようなことをしていて(笑)、コネクションもほとんどない状態だったので、とにかく現場に行って人脈を作り、学ぶところからスタートしました。タイとカンボジアの国境の市場に半分住み込みで働き海外ディーラーとの交渉や輸入の仕組みを自分たちで作りながら、現在の貿易事業の基盤を作ってきました。
なぜこの業界に入ったのですか?
単純に古着が好きだったというのが最初の理由です。でもやっていくうちに、古着は単なるファッションではなくて、文化・歴史・マーケットが全部絡んでいるビジネスだと気づいて、そこに面白さを感じました。
ターニングポイントは?
初めて海外の古着倉庫に行ったときですね。数万着レベルの古着が山のようにあって、「ここから価値を見つけるのがバイヤーなんだ」と実感しました。あの経験で、この仕事を本気でやろうと思いました。
あなたの強みは何ですか?
商品を見る目とスピード感だと思います。古着は一点物が多いので、迷っているとすぐ他のバイヤーに取られてしまいます。短時間で価値を判断する力はかなり鍛えられました。
具体的にどんな成果を出してきましたか?数字で言える実績は?
これまでのバイイングでは、
- 年間 数万着規模の古着を仕入れ
- 海外ディーラーとの直接取引ルートを 10社以上開拓
- 古着事業の売上を 数千万円規模まで成長
させることに関わってきました。
仕事で一番大事にしていることは?プロとして意識していることは?
「現場を見ること」です。データやトレンドも大事ですが、古着は実際に物を見ないと分からないことが多い。だからできるだけ現場に行くようにしています。
クライアントと向き合う上でのポリシーは?
長く付き合える関係を作ることです。古着のビジネスは、信頼関係がすごく大事です。一度信用を失うと、仕入れルートがなくなることもあります。だから目先の利益より、信頼を優先しています。
成果とは何だと思いますか?
商品が売れて、次の仕入れにつながることだと思っています。古着は回転がすべてなので、在庫がきれいに回る状態を作れることが一番の成果です。
この会社の魅力は?
とにかく挑戦できるところですね。普通の会社だと若いうちは裁量が少ないですが、この会社は結果が全てなので、実績さえあれば年齢関係なく任せてもらえます。
岡川社長をどう思っていますか?笑
ちょっと頭のネジが飛んでいる人だと思います(笑)。普通ならやらないようなことでも、「面白そうだからやろう」と言って本当に動いてしまう。もちろん数年に一回大失敗をするんですが、なんとかギリギリのところで留まって毎回不死鳥の如く這い上がって耐えているのも面白いなと思います。
そういえば岡川との出会いは、同じく創業メンバーであり、高校時代からの友人ある原田からの紹介で彼のマンションに買ってくれたLEVIS BIG-Eを届けに行ったことがきっかけでした。当時リアカーを押して渋谷で古着を販売している日があったのですが、彼は20歳にして渋谷のめちゃくちゃ良いデザイナーズマンションに一人暮らしをしていて「いけすかない奴だな」と思ったことをよく覚えています。その時、「今代金75000円を支払うか、うちで少し働いて数十万円もらうかどっちが良い?」と聞かれ、脳死で「働きます」と答えました。この日をきっかけにいい意味で人生が狂い始めましたが、今思えば、買ったものの代金なんだからそれとこれは別だろ!と思います。笑
チームの強みは何ですか?
それぞれ得意分野がはっきりしているところです。エンジニア、マーケター、バイヤー、営業マンがそれぞれ少数精鋭なので事業を立ち上げるスピードも拡大するスピードも速いです。
他社との違いは?
古着の会社というより、マーケティングとビジネス設計までできる古着チームという感じですね。単に仕入れて売るだけではなく、どうブランド化するかまで考えています。
これから挑戦したいことは?
古着の貿易をもっと大きくして、海外との直接取引を増やしていきたいです。グローバルで通用する古着ビジネスを作りたいですね。
将来どうなっていたい?
世界中を回りながら、古着の価値を見つけ続けるバイヤーでいたいです。まだ知られていない価値ある服を見つけて、それをマーケットに届ける仕事を続けていきたいですね。


